仕事ができない時の保障制度

うつ病は治療を開始して3~6ヶ月で3分の1の患者が回復し、1年以内に70%弱の人がよくなるといわれています

。しかし、再び調子が悪くなる人もいて、気長に治療することが大事な病気の1つです。

 

うつ病は入院せずに通院で治療することの多い病気ですから、入院をしないと給付対象になりづらい民間の医療保険や生命保険でカバーするのは難しい場合も多いでしょう。

だからこそ、公的な制度をフル活用して経済的な不安は取り除いておきたいものです。


出典:生命保険の保険市場

精神疾患の治療を受けている人たちへの医療費への助成、税金の控除、また障害がある人への手当や年金、給付金など、様々な経済的な支援があります。


医療費を助成する制度

  • 自立支援医療(精神通院医療費の公費負担)
  • 高額療養費制度
  • 都道府県の心身障害者医療費助成制度(重度心身障害者医療費助成制度)
  • 労災補償
  • 医療費控除


生活費の保障

  • 生活保護
  • 特別障害者手当
  • 障害年金
  • 特別障害給付金制度
  • 特別児童扶養手当
  • 障害児福祉手当
  • 扶養共済制度
  • 生活福祉資金(低金利の融資)


税金が安くなる制度

  • 障害者控除と特別障害者控除(所得税・住民税の控除)
  • 自動車税・軽自動車税及び自動車取得税の控除
  • 医療費控除


精神障害者保健福祉手帳


出典:みんなのメンタルヘルス総合サイト